県が、産業廃棄物の管理型最終処分場の候補地に薩摩川内市の川永野(かわながの)地区を選定して丸1年となります。
きょうは、候補地周辺の水利組合6団体が、計画の中止を求める陳情書を県に提出しました。
処分場の設置に反対しているのは、川永野地区の候補地近くを流れる、阿茂瀬(あもせ)川と勝目(かつめ)川を利用して農業を営んでいる6つの水利組合の代表者で、きょうは県庁で仮屋基美(かりやもとみ)副知事に面会し、陳情書を手渡しました。
陳情書は、処分場の建設に伴って周辺が慢性的な水不足になる恐れがあることや、処分場で漏水事故が起きた場合、川永野地区のような比較的標高の高い場所では、農地の汚染などの被害が拡大する恐れがあることを指摘し、計画の中止を求めています。
これに対して仮屋副知事は「全国のモデルとなるような施設を造ろうと検討している」などと安全性を強調しましたが、あくまで中止を求める水利組合側との議論は平行線をたどりました。
またきょうは県産業廃棄物専門委員会が開かれ、県が住民からの求めに応じて候補地周辺2か所で追加的に行ったボーリング調査のデータなどが示されました。
この中で県当局は、候補地の評価について「処分場の基礎岩盤として十分な強度があり、あわせて行った透水実験の結果からも岩盤の透水性は低い」などと報告しました。
KTSニュース
おととしの豪雨災害で大きな被害を出した出水市の米之津川について、県は今年度から洪水の恐れがある場合に水防警報を発表することになりました。
これはきょう鹿児島市で開かれた県の水防協議会で決まったものです。
それによりますと、おととし7月の県北部豪雨災害で大きな被害を出した出水市の米之津川について県は、大雨で水位が上昇し洪水の恐れがある場合には、水防機関に警戒を促す「水防警報」を発表します。
また地域の住民に対しても関係機関を通じて水位情報が提供されることになりました。
このほか、南さつま市の万之瀬川水系については、去年加世田川沿いで家屋7棟の浸水被害が出たのを受けて、「洪水予報」と「水防警報」の対象区間を上流側に延長することになりました。
いずれも水防計画書に位置付けられ、今年の梅雨の時期から実施される予定です。
今年の「椋鳩十児童文学賞」には東京在住の樫崎茜(かしざきあかね)さんが書いた「ボクシング・デイ」が選ばれましたが、きょうその授賞式が鹿児島市で行われました。
「椋鳩十児童文学賞」は鹿児島ゆかりの児童文学者椋鳩十に続く新人作家を発掘しようと創設されたもので18回目を迎えた今年は、東京在住の樫崎茜さんの作品「ボクシング・デイ」が受賞しました。
きょうの授賞式では、屋久杉製の額に入った表彰状と、薩摩切子のトロフィーが樫崎さんに手渡されました。
受賞作品の「ボクシング・デイ」は言葉に軽い障害がある10歳の少女が、先生やクラスメイトの優しさに支えられながら少しずつ成長する姿を描いた作品です。
選考にあたった委員は「主人公の少女が成長して行く姿が丁寧に描いてあり、子供はほんのちょっぴりの事でも励まされるんだと感じる作品」と受賞の理由を話していました。
あいさつを通して明るい雰囲気の職場を作ろうと鹿児島市役所の渡り廊下が「にこにこあいさつ通り」と命名されました。
「にこにこあいさつ通り」と命名されたのは鹿児島市役所の本館と別館をつなぐ2階の渡り廊下です。
市役所では今年1月から各課ごとにあいさつ運動を始めていてその一環としてあいさつにちなんだ渡り廊下の名称を職員から募集していました。
命名式で森市長は「あいさつを通じて職員同士のコミュニケーションを深め市民が訪れやすい市役所にしてください」と話し今年度に市役所入りした新人職員2人とともに表示板の除幕を行いました。
鹿児島市役所では今後あいさつバッジやポスターなどを作成してあいさつ運動をさらに進めていくことにしています。
