赤字経営の続く肥薩おれんじ鉄道の運輸収入が開業後、初めて前年度比プラスに転じたことが分かりました。
これは16日鹿児島市で開かれた利用促進協議会で報告されたものです。
それによりますと2007年度の肥薩おれんじ鉄道の運輸収入は前年度を3%ほど上回り、開業以来、続いていた減少が下げ止まったということです。
これは今年3月に始まった鹿児島中央駅への乗り入れやコスト削減などが功を奏したものとみられ、減価償却前の赤字は当初見込みの1億8000万円から1億1000万円台に圧縮されたということです。
協議会では今年度も枕木や吊り革などを利用したオーナー制度や幼児などを対象にして乗車機会を設ける支援策などに取り組み、さらなる利用促進を図ることにしています。
KTSニュース
毎年恒例の県内最大の総合美術展、「県美展」が16日から鹿児島市で始まりました。
若手作家の登竜門ともいわれる県美展は、県美術協会などが主催して行っているもので、今年で55回を数えます。
会場となった鹿児島市立美術館と黎明館には、洋画、彫刻、写真など6つの部門に会員と一般公募の作品633点が展示されています。
会員の部県美展賞に選ばれたのは田原迫華さんの「朧月夜に」。
流れるようなフォルムやのびやかな動きが観るものをひきつけ、安らぎを与えてくれます。
そして、第55回記念大賞に選ばれたのは、「透けていく」。
今回が初出品という鹿児島大学に在学中の20歳、山元梨香さんの作品です。
思春期の女性の揺れ動く不安な感情を、磨りガラスを使って表現。
新しい発想が高く評価されました。
県美術協会によりますと、今年は一般公募の部の受賞者の大半が20代から30代と、若く、今後の活躍に、期待が持てるということです。
「県美展」は今月25日まで、鹿児島市の黎明館と鹿児島市立美術館で開かれています。
