去年10月、鹿児島市で暴力追放運動のリーダーが刃物で刺されけがをした事件で傷害などの罪に問われていた暴力団組長に、鹿児島地裁は、3日、懲役6年の判決を言い渡しました。
傷害などの罪に問われていたのは山口組系暴力団の松同組組長、松下光生被告です。起訴状などによりますと松下被告は、去年10月、組員らと共謀し、北九州市の、鉄工業、德見得茂被告に暴力追放運動のリーダー妹尾博隆さんへの犯行を指示したとされています。3日、鹿児島地裁で開かれた判決公判で加藤陽裁判官は松下被告を組長と認定した上で「威嚇や報復のために組員に犯行を命じていて卑劣な犯行」としながらも「妹尾さんのけがは後遺症が残るほどではなかった」などとして懲役10年の求刑に対し懲役6年の判決を言い渡しました。今回の懲役6年という判決を受けて、鹿児島地検の小原浩司次席検事は「判決内容を検討し、上級庁と協議の上、適切な対応をしたい」とコメントしています。
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KTSニュース
台湾産と中国産のウナギを国内産と偽って販売したとして不正競争防止法違反の罪に問われている会社に対し、鹿児島地方裁判所は3日罰金1000万円の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、静岡県に本社がある食品総合商社、東海澱粉です。判決によりますと東海澱粉は輸入した台湾産と中国産のウナギおよそ33トンを2006年から2007年にかけて11回にわたり国内産と偽って販売したものです。東海澱粉は、「偽装は元課長と大隅営業所の元所長の2人が行ったもので会社の指示に基づくものではない」などと主張していました。元課長ら2人は、先月、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受けています。3日の判決公判で平島正道裁判官は、「消費者の食品表示に対する信頼を大きく損なうなど誠に遺憾で悪質な犯行」と指摘し、「仮に会社側が指示していなかったとしても元課長らの管理、監督が不十分だった」として、検察側の求刑通り東海澱粉に罰金1000万円を支払う判決を言い渡しました。東海澱粉は、「判決を真摯に受け止めている。控訴することはない」とコメントしています。
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鹿児島の海の玄関として去年9月に誕生した「マリンポート」が1周年を迎えました。
マリンポートかごしまのオープン1周年記念式典は11万5875トンという世界最大級の豪華客船「ダイヤモンドプリンセス」が初寄港して開かれました。3日は、時折雨が降る生憎のお天気でしたがセレモニーには伊藤祐一郎知事のほか、ニコロ・ベネティ船長や乗客、県民など300人が集まり、くす玉を割って祝いました。ところで、今回のような超大型客船が鹿児島港に入ってきたのも去年のオープン以来1年ぶりです。地下4階地上18階というダイアモンドプリンセスはまさに、巨大なビルといった感じで、船内には様々な施設が整っています。乗客とクルー、合わせて3200人を乗せた船には全天候型のプールのほか600人収容のビュッフェやシアター、インターネットカフェ、トレーニングルームなど様々な施設が配置され目を見張るほどです。午後には、県民向けの船内見学会も開かれ、一目、豪華客船を見ようと岸壁は多くの県民で賑わいました。マリンポートの誕生で豪華客船の寄港は今年度37隻の見込みで日本の地方港としては長崎とともに世界に認められてきたということです。
最先端のがん治療施設の建設が進む指宿市の「メディポリス指宿」にがん患者の支援活動の拠点となる「リボンズハウス」がオープンしました。
「リボンズハウス」はNPO法人「キャンサーリボンズ」が、全国に開設を呼びかけている施設で、がん患者へ「治療と生活」をつなぐ情報を提供したり、心と体のケアなどを通して社会全体で患者を支える活動を行います。今回の指宿が全国で初めてのオープンとなりました。「メディポリス医学研究財団」の永田良一理事長は「がんの患者さんが気軽にコンタクトしていただければわたしたちの目的達成にも寄与できると思います」とあいさつをしました。NPO法人「キャンサーリボンズ」は今後、三重や神奈川などにも「リボンズハウス」のオープンを予定していて、将来は各都道府県に1カ所は開設したいとしています。
阿久根市の竹原信一市長が提案している議員定数を大幅に削減する条例改正案をめぐり阿久根市議会が紛糾しました。
阿久根市の竹原市長は先日の議会で「年間1億3000万円かかっている議会経費を減らし、市民の声を市政に生かしたい」と現在16人の議員定数を10人減らして6人にするという大幅な削減案を提案しました。これに対し3日の本会議で多くの議員は「10人も定員を減らして市民の声を行政に反映できるのか、議会制民主主義の否定にもつながる」などと反発しました。今後は議会運営委員会に付託され審査されますが、取り扱いをめぐり紛糾するとみられています。一方竹原市長が選挙の告示後に自身のブログを更新したのは公選法違反であるなどとして、阿久根市内の41歳の女性が、阿久根市の市選挙管理委員会に選挙無効の異議申し出をしていたことがわかりました。選挙管理委員会では審理を進めており、今月15日までに結論を出すことにしています。
