KTSニュース
司法をわかりやすく、そして、より身近に感じてもらおうとスタートした裁判員制度。市民から選ばれた男性3人女性3人の6人の裁判員が強盗傷害事件の裁判にのぞみました。
24日午後1時半に開廷した裁判には、裁判所にきた35人から選ばれた男性3人女性3人の裁判員が裁判官に導かれるようにして法廷に入り、県内初の裁判員裁判に臨みました。今回の事件は鹿児島市冷水町の無職・鰺坂健一被告が親戚の男と共謀して今年6月鹿児島市川上町で鹿児島相互信用金庫の男性職員を包丁で脅し、現金およそ89万円が入ったバッグを奪ったとして強盗傷害などの罪に問われているものです。裁判で鰺坂被告は起訴事実を認め、検察官は被告らが借金のため金に困り計画的に犯行に及び被害者におよそ2週間のけがをさせるという重大な結果をもたらしたと主張しました。これに対し弁護側は、犯行は親戚の男が計画しこの男に絶対服従の関係があったこと、包丁で切りつけるつもりはなかったこと、さらに犯行後は出頭したことなどを簡潔に主張しました。今回の裁判では弁護側が起訴事実については争わないとしているため、裁判員は被告の量刑(刑の重さ)について審理することになります。裁判は、24日を含め3日間の日程で行われ、26日に判決が言い渡されることになっています。
