KTSニュース
新しい年を迎える準備に追われる街の様子を鹿児島市で取材しました。
山形屋の食料品売り場は数の子や黒豆などおせち料理の材料を買い求める人たちで開店直後から混雑し、歳末商戦を締めくくる店員の「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」という声が一段と大きく響いていました。担当者によりますと、山形屋のことしのおせち料理の売り上げは総額で去年に比べおよそ20%増えていて、不況を反映し自宅で正月を過ごす人が増えているのではないかということです。買い物を終えた人たちは、家族揃っての食卓を思い描きながら家路を急いでいました。そば店にとっては、大晦日が1年で最も忙しい日です。鹿児島市の「ふく福」荒田本店では臨時の販売所を設け、持ち帰りのそば3000食を販売しました。冷え込みが厳しく小雨が降るなかたくさんの人が立ち寄り、「細く長く元気に暮らせるように」という願いを込めて年越しそばを買い求めていました。この店では大晦日に店内で食事をする人のおよそ8割がそばを注文するということです。訪れた人たちはことし1年を振り返りながらおいしそうに年越しそばをすすり、来る年に向けて気持ちをあらたにしていました。
