指宿市と南大隅町を結ぶ山川・根占航路は、きょう28日を最後に無期限の運航休止となります。
指宿市の山川漁港と南大隅町の根占港を結ぶ山川根占フェリーは、2006年に県と地元自治体それに岩崎グループが協定を結び運航が行われていました。しかし岩崎側は去年、赤字を理由に協定内容の見直しを求め、航路から撤退する方針を打ち出しました。行政側は先月総額3000万円の支援策を提示しましたが交渉は決裂し、岩崎側はあす3月1日からの運航休止を届け出ました。最終日となった28日は通常通りの運航が行われましたが、記念に乗船する利用者やフェリーを写真に納める人たちの姿も見られました。今のところ、山川根占フェリーの運航再開の見通しは立っていません。
KTSニュース
チリ沖で発生した地震の影響で県内の沿岸部の全域に津波警報が出されていて、種子島の中種子町など5カ所で津波が観測されました。県内はこのあと満潮時刻を迎えることから、海岸に近づかないなど引き続き津波警報が解除されるまで十分に警戒してください。
各地で警戒が続くなか県内では午後3時51分に種子島の中種子町で20cmの津波の第一波を観測しました。また、西之表市や南大隅町・奄美市などで10cmの津波を観測しています。宇検村や与論町では住民に避難勧告が出され、合わせて900人余りが高台や公民館などに避難しました。県によりますと今のところ被害の情報は入っていないということですが、津波は1回だけではなく繰り返し襲ってきます。2回目以降の方が高くなる恐れもあります。さらに夕方にかけて満潮時刻を迎えることもあり十分な警戒が必要です。各地の満潮時刻は県東部の志布志港で午後6時7分頃、種子島・屋久島地方の種子島西之表で午後6時44分頃、奄美諸島・トカラ列島の奄美市名瀬で午後6時57分頃、県西部の鹿児島で午後7時5分頃、枕崎では午後7時6分頃となっています。津波警報が解除されるまでは安全な高台に避難し、決して海岸の様子を見に行ったりはしないでください。県内の沿岸部の全域に出されている津波警報が解除されるまで警戒を続けてください。
27日午前5時31分ごろ沖縄本島近海を震源とする地震があり、与論町で震度4を観測したほか県内の広い範囲で震度3から1のゆれを観測しました。
県内の各地の震度は、与論町で震度4、奄美市・瀬戸内町・徳之島町・和泊町などで震度3、県本土でも震度1を観測しました。この地震で、気象台は奄美諸島とトカラ列島に津波注意報を出しましたが、27日午前7時に全て解除しました。与論町の役場職員などによりますと、室内の物が倒れるようなことはなかったものの数十秒間の横ゆれを感じたということです。また、震源に近い島の東海岸を中心に消防などとパトロールを行ったところ、けがをした人はいない模様で家屋や水道管などライフラインへの影響も確認されなかったということです。
