自民と民主の党首会談での連立構想、そして4日突如行われた民主党・小沢代表の辞意表明は、中央政界だけでなく鹿児島にも波紋を投げかけました。
午前9時。小沢代表のポスターが並ぶ民主党県連。ここで早朝から役員がパソコンに向かっていました。
作成した文書は小沢代表の「辞意撤回を求める決議」。
県連がこれほど熱く小沢代表に慰留を求める訳、それは先の参院選に遡ります。
小沢代表は一人区の鹿児島を最重点地区と位置づけ、応援演説のため5回も鹿児島入りするほどの熱の入れようでした。
結果、民主は敗れはしたものの小沢代表の強力な後押しが自民党王国、鹿児島に「二大政党制」への期待感を植えつけました。
あれから3ヶ月。小沢氏は「国民との約束を果たすには自民との連立協議に入るべき」との立場をとり、その主張が民主党の役員会で否定されたことを受けて代表を退くと会見しました。
結局、民主党本部は5日午後に緊急役員会を開き、「政権交代を果たすには小沢代表の存在が欠かせない」として慰留を求める方針を決めました。
与野党逆転の参院選から3ヶ月。政権交代を目指す民主党は連立協議か、それとも対決路線を貫くか、自民党との向き合い方をめぐって大きく揺れています。
