あぶらとり紙の元祖「よーじや」の化粧品グッズを集めた鹿児島で初めての特別展が、16日から鹿児島市のデパートで始まりました。
撮影中に肌のてかりを抑える方法は何かないものか。大正時代に京都の映画関係者から持ちかけられた相談が、今のあぶらとり紙が生まれるきっかけとなりました。当時舞台化粧を扱っていた「よーじや」が金ぱくの裏打ち紙に注目し、銀幕のスターたちや舞妓さんそして現代の女性たちへとあぶらとり紙が浸透していきました。鹿児島初となる「よーじや」の特別展には、このあぶらとり紙をはじめ基礎化粧品や口紅など400種類が並んでいます。今ではスティックタイプが多い口紅ですが、「やっぱり昔のように紅筆で色をさしてほしい」、そんな願いが口紅と筆に込められています。また蒟蒻や絹・米ぬかなど天然素材にこだわったスキンケア商品も多く並び、大正時代から伝わる京化粧の粋な文化が感じられます。この特別展は今月22日まで鹿児島市の山形屋で開かれています。
