桜島は3日、昭和火口で2回の爆発を観測し、噴火警戒レベルが2から3に引き上げられました。
降灰が直撃した垂水市では4日も、道路に積もった火山灰の除去作業が行われたほか、農作物への被害に農家が悲鳴をあげています。
鹿児島地方気象台によりますと、桜島の昭和火口は、3日午前10時18分と午後3時54分に爆発を伴って噴火しました。
1回目の爆発では、噴煙の高さが1500メートルに達し、周辺への噴石と火口から1キロほど流れ出る小規模な火砕流も観測されました。
この爆発にともない、火口の南から南東にあたる垂水市の海潟地区には、降灰が直撃し、4日も断続的に降灰をともなう噴煙が続いています。
海潟地区では、出荷の最盛期を迎えているサヤエンドウに、深刻な被害が出てきていて、葉や実を水で丁寧に洗い流す作業が行われていました。
また、国道220号線と224号線では、桜島口を中心に6キロにわたって、ロードスイーパーによる灰の除去作業が行われたほか、住民がうんざりした様子で、灰を集めたり、水で流している姿が見られました。
鹿児島地方気象台によりますと、噴火警戒レベル3は、山頂からおおむね2キロの範囲を立ち入り規制するもので、火砕流や噴石の可能性があるため、当面は警戒が必要だということです。
