産業廃棄物の管理型処分場の候補地に薩摩川内市の川永野地区を選定した県は、処分場への理解を深めてもらおうと薩摩川内市で、市民向けのセミナーを開きました。
セミナーにはおよそ300人が参加し、九州大学大学院の島岡隆行教授ら2人の専門家が講演しました。
このなかで島岡教授は、全国的に処分場が不足しているため、不法投棄が横行していることを指摘し、「循環型社会の実現には処分場の確保は重要であり、行政と住民が議論を尽くしてほしい」と述べました。
このあと行われた質疑応答では、参加者から、処分場の危機管理体制を心配する声や、計画地の地質調査の地点を増やすよう求める声があがっていました。
一方、産廃処分場の建設に反対する住民らおよそ250人は、計画の撤回を求めて薩摩川内市の市街地をデモ行進しました。
プラカードやのぼりを手にした参加者たちは、「水源地を汚すな」などとシュプレヒコールをあげながら、国道3号線沿いのおよそ1.5キロでデモ行進し、産廃処分場の建設反対を訴えていました。
