「薩摩琵琶」発祥の地といわれる日置市吹上町の中島常楽院で、県の無形文化財に指定されている「妙音十二楽」が演奏されました。
中島常楽院は、島津家の祈祷僧として京都からやってきた盲僧の宝山検校が開いた寺で、検校をはじめ歴代の住職が各地で仏法を広める際に弾いていた琵琶の演奏が、後に薩摩琵琶へと発展していったとされています。
この日は読経が流れる中、11人の僧侶が琵琶や笛、それに太鼓など8種類の楽器を使って「妙音十二楽」を演奏しました。
境内には、琵琶の愛好家など県内各地から大勢の人が詰めかけ、華やかさの中に中世の響きを今に伝える琵琶の音色に聴き入っていました。