去年11月、鹿児島市で両親を殺害し、遺体を遺棄したとして殺人などの罪に問われている26歳の男に対し、検察側は27日無期懲役を求刑しました。
殺人などの罪に問われているのは鹿児島市犬迫町の無職、五反田秀太被告です。起訴状などによりますと五反田被告は去年11月19日、自宅で母親の京子さんと父親の和義さんの頭などを木刀で殴って殺害し、数日後、自宅の裏庭に遺体を遺棄した罪に問われています。27日、鹿児島地裁で開かれた裁判では五反田被告の兄の証人尋問が行われ、「犯してしまった罪はすごく重いものだが、両親がいなくなり、残っている家族は弟だけなので、罪をつぐなって早く出てきて欲しい」と述べました。このあと論告求刑が行われ検察側は「母親の叱責や干渉から逃れるためや父親にも借金があったことなどといった動機は短絡的で犯行の手口も残虐極まりない」などとして無期懲役を求刑しました。一方、弁護側は遺族は寛大な処分を求めているなどと述べました。無期懲役の求刑が述べられた時も表情を変えなかった五反田被告は兄に続き親戚までもが早く立ち直ってもらいたいと述べたときだけ目頭を押さえ、天井を見上げるなどし、涙ぐんでいるように見えました。父親、母親の2人を殺害した事実と寛大な処分を求める遺族の心情を裁判所がどのように判断するのか判決は来月6日に言い渡されます。
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