今年4月、川内原子力発電所1号機で、1次系のポンプの軸が折れたトラブルで、原因を調べていた九州電力はきょう、「ポンプ内の冷却水の不均一な流れで、軸の特定の場所に大きな力がかかったためではないか」とする中間報告を発表しました。
このトラブルは、今年4月18日、運転中の川内原発1号機で、1次系の高圧注入ポンプの中にある、直径およそ6センチのステンレス製の軸が折れているのが確認されたものです。九州電力では、原発の運転を続ける一方、問題のポンプを専門の調査施設に送って原因を調べていました。その結果、冷却水が普段より少ない定期検査の際の試運転でポンプ内に不均一な流れが生じ、これによって、加工の際にわずかな窪みが出来ていた軸の特定の場所に大きな力がかかり、折れたものと推定されることが分かりました。九電では軸を新たな設計のものに変更した上で、来月中旬にポンプを復旧させることにしています。
