鹿児島市で暴力追放運動のリーダーが刃物で刺されけがをした事件に絡み、住民が西千石町のビルを暴力団の組事務所として使用しないように求めている裁判の第一回口頭弁論が開かれ、被告のビル所有者は全面的に争う姿勢を示しました。
鹿児島市西千石町にあるビルを暴力団の組事務所として使用しないように求めているのは、ビル周辺の住民119人です。訴状などによりますと、このビルは去年10月の暴力追放運動のリーダーが刃物で刺された事件に絡み、傷害の罪で起訴されている山口組系傘下の暴力団組長・松下光生被告が購入し、現在組事務所として使用されています。住民たちは「組事務所があると暴力団同士の抗争事件に巻き込まれる危険性があり平穏な生活を著しく侵害されている」などと主張しています。25日鹿児島地裁で開かれた第1回口頭弁論でビルの所有者側は、「ビルは組事務所として使用していない」などと全面的に争う姿勢を示しました。鹿児島地裁はビルを組事務所として使用するのを禁止する仮処分を決定していますが、住民側は仮処分決定後も暴力団の組員が出入りしていることなどを今後、明らかにしていくことにしています。
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