刃物で刺されてけがをした鹿児島市の暴力追放運動のリーダーらが、暴力団組長に対して、およそ1300万円の損害賠償を求めている裁判の第1回口頭弁論が1日開かれ、組長は全面的に争う姿勢を示しました。
訴えを起しているのは暴力追放運動のリーダー、妹尾博隆さんのほか、鹿児島市西千石町にある暴力団組事務所のビル周辺に住む118人です。
妹尾さんは、去年10月19日、鹿児島市西千石町で刃物で刺されけがをしたことに対する慰謝料などおよそ110万円、ほかの住民118人は組事務所があると平穏な生活ができないなどとして、1人あたり10万円、あわせて1180万円の損害賠償を、傷害事件で逮捕・起訴されている山口組系の暴力団組長松下光生被告に求めています。
1日、鹿児島地裁で開かれた第1回口頭弁論で松下被告は傷害事件を計画して、実行させたことは認めたものの、ビルは組事務所ではない、などとして損害賠償請求については棄却を求めました。
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