以前勤務していた郵便局からおよそ200万円分の収入印紙を盗んだとして逮捕された元郵便局員が、この他にも着服や窃盗を繰り返していた疑いが強くなってきました。無くなった収入印紙は1億数千万円分にものぼり、警察が捜査を進めています。
この事件は住所不定の元郵便局員、上野裕也容疑者が今年1月、以前勤務していた日置市の吹上郵便局に忍び込み、204万円相当の印紙を盗んだ疑いで先月逮捕されたものです。
警察のその後の調べで、上野容疑者が吹上郵便局に勤務していた2003年以降、収入印紙が複数回なくなっていたほか、その後異動した別の郵便局でも印紙の紛失が確認されていて、その総額はおよそ1億数千万円分に上るということです。
上野容疑者は「金券ショップで換金し、ギャンブルや借金返済に使った」と犯行を認める供述をしていて、警察はこれまでに確認がとれたおよそ5600万円について業務上横領と窃盗の容疑で追送検する方針です。
