植物防疫法で南西諸島などからの移動が規制されているサツマイモの害虫「イモゾウムシ」が、指宿市で発見されました。イモゾウムシが県本土で確認されたのはこれが初めてです。
県によりますと、イモゾウムシが見つかったのは、指宿市東方の五郎ヶ岡地区と下玉利地区で、今月17日、同じサツマイモの害虫のアリモドキゾウムシの調査中に偶然発見されました。これまでに9カ所のサツマイモ畑で成虫から幼虫まであわせて68匹見つかっていて、少なくとも数ヶ月前から生息しているものとみられています。イモゾウムシの幼虫が食い荒らしたイモは腐ったような臭いがして苦みがきつくなり、加工用としても家畜のえさとしても使えなくなるということです。被害が広がらないよう、指宿市などはイモゾウムシが見つかった2つの地区の半径500mの地域の農家などに対して、サツマイモの出荷などを自粛するよう要請しています。国と県、それに指宿市では、指宿市の旧市街地一帯で発生状況の調査と防除作業を行っていて、今月中には発生区域を特定したい考えです。
